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力晶半導体、DRAM工場建設計画に変更なし


ニュース 電子 作成日:2008年3月28日_記事番号:T00006441

力晶半導体、DRAM工場建設計画に変更なし

 
 DRAM大手の力晶半導体(PSC)は、最近の市況低迷が7~9月期には回復に向かい、10~12月期には需要が供給を上回ると予想しており、工場建設を当初計画通りに進める方針だ。28日付経済日報が伝えた。

 力晶は4月8日に新竹科学園区で12インチウエハー工場2カ所の着工式を行う。工場名は「P4」「P5」で、生産能力はそれぞれ月6万枚。来年にはこのうち1工場を完成させ、50ナノメートル製造プロセスによる標準型メモリーの量産を計画している。2工場に対する投資額は2,500億台湾元(約8,200億円)を見込む。

 一方、日立製作所がエルピーダメモリに対する保有株式をすべて売却し、DRAM事業からの撤退を決めたとの報道を受け、27日の台湾株式市場では、エルピーダと関係が深い力晶の株価が約5年ぶりの安値まで下落したほか、南亜科技、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)などDRAMメーカーの株価が軒並み下落した。