ニュース 運輸 作成日:2016年5月30日_記事番号:T00064410
スマートフォンアプリを通じた配車サービス「Uber(ウーバー)」を違法と指摘し、営業停止命令を出している交通部はこのほど、6月に6直轄市の交通局、警察、タクシー同業者団体と協力して大規模な取り締まりを実施すると表明した。関係者にウーバーのサービスを利用させ、到着地点で警察が待ち伏せして取り締まるという手法を取り入れる方針だ。29日付聯合報が報じた。
なお、新任の賀陳旦交通部長は就任前、「ウーバーは合法か違法かという問題だけではない」と指摘し、営業を認める考えを持っているとされたが、立法院で先ごろ「台湾においてウーバーの営業は違法であり公路法(道路法)に基づいて取り締まりを継続する」と発言した。
ウーバーのタクシーが摘発された場合、1回につき会社側に15万台湾元(約51万円)の罰金、運転手に初回5万元の罰金と、2カ月の営業停止が命じられる。交通部公路総局の統計によると、5月20日現在でウーバー社に対する罰金は4,220万元、パートナー運転手に対する罰金は1,400万元余りに上っている。
ウーバーの李文駿・アジア太平洋地区広報担当は、新政府と継続してコミュニケーションを取る一方、パートナーのタクシー運転手を全力で支援していくと強調した。
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