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邱義仁氏、亜東関係協会会長に就任


ニュース 政治 作成日:2016年5月30日_記事番号:T00064417

邱義仁氏、亜東関係協会会長に就任

 陳水扁政権で国家安全会議秘書長などを歴任した邱義仁氏(66)が27日、台湾の対日窓口機関、亜東関係協会の会長に正式に就任した。邱会長は「最近、国際情勢が変化し、日台関係も新たな段階に入る。先輩たちが努力して築いた基礎の上に新たな展開をもたらしたい」と抱負を語った。28日付聯合報が報じた。

/date/2016/05/30/17qiuyiren_2.jpg邱義仁氏(中)。謝長廷氏とは共に民進党内の派閥のリーダーだったため、うまく協力していけるのかとの憶測も一部メディアから示された(27日=中央社)

 邱会長は国安会議秘書長時代に日本を担当。民進党の野党転落後は京都大学で客員研究員として学び、北海道大学でも研究に努めた。長年の日本との交流で人脈を築き、蔡英文氏の昨年の訪日でも重要な役割を果たしたという。

 一方、謝長廷駐日代表は6月10日前後に赴任する見通しとなった。都市交流を通じて日台関係をさらに拡大する構想を描いているという。2人の民進党の重鎮を日本担当とすることは、日本を通じて台湾の国際活動空間を拡大させたい蔡英文の戦略の反映とみられる。