ニュース 電子 作成日:2016年5月31日_記事番号:T00064423
IC設計大手、聯発科技(メディアテック)の朱尚祖共同営運長は30日、第4世代(4G)移動通信規格チップ事業の今年通年の業績について、中国市場におけるシェアは従来目標の40%を超えるとの楽観見通しを示した。31日付工商時報が報じた。
「Helio P10」、「Helio X20」といったメディアテックの4Gチップは魅族科技(メイズ)、楽視網信息技術(Letv)といった大手ブランドに採用され、好調な販売を維持している。
こうした中、朱尚祖共同営運長は中国の携帯電話顧客は国内向け、新興国向けにかかわらず第2四半期は予想以上に需要が高まったと指摘した一方で、第3四半期は中小ブランドが慎重な業績見通しを示しているため、メディアテックとしては楽観しつつ、注意が必要との見方を語った。
なお最近、市場ではメディアテックが第2四半期の業績見通しを上方修正するとの見方も浮上しているが、顧大為・同社財務長は30日の業績説明会で、前期比24~32%増の従来予測を維持するとコメントした。
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