ニュース 機械 作成日:2016年5月31日_記事番号:T00064429
家庭用ミシン受託生産の世界最大手、伸興工業は、台湾の内需市場を開拓するため、台中市内にこのほど、日系ブランド「立家(リッカー)」販売の旗艦店を開設した。今後は台湾全土で店舗をフランチャイズ展開する。31日付工商時報が伝えた。
台中市の旗艦店には日本など海外からの顧客も訪れる(同社フェイスブックより)
「リッカー」は日本に1994年まで存在したミシンメーカーで、伸興工業は今回、リッカーブランドの台湾での使用権を獲得した格好だ。
伸興工業は昨年ミシン310万台を受託生産したほか、最近は刺しゅう用ミシンなど新製品の開発に力を入れている。台湾で刺しゅう用ミシンに低価格路線を採用したのは同社が初めてだ。現在は台湾、中国、ベトナムに工場を持つ。
伸興工業の張恵玲総経理は「大手メーカー向けの受託生産だけでなく、積極的に中国、日本、中東など世界各地の顧客を開拓したい」と述べた。
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