ニュース 建設 作成日:2016年5月31日_記事番号:T00064431
中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)傘下の生命保険大手、台湾人寿保険は30日、高雄市前金区にある高層ビル、漢来新世界中心を購入したと発表した。購入額は165億台湾元(約560億円)で、生保による高雄市での不動産投資としては近年で最大の案件となった。31日付工商時報が報じた。
漢来新世界中心は築21年で敷地面積2,398坪、地上42階、地下7階建てだ。現在、漢来大飯店(グランド・ハイライ・ホテル高雄)や傘下の漢来美食のほか、漢神百貨(漢神デパートメントストア)が入居している。台湾人寿は今後、漢来グループに全フロアを20年契約でリースする予定で、年間3~4%の利回りを狙う。
台湾人寿は、同ビルは高雄市が開発を推進する「亜洲新湾区」内に位置しており、文化施設や交通施設の整備とともに、資産価値の上昇が見込めると説明した。
今年1月に台湾人寿に併合された中国信託人寿保険は昨年、新工業団地の和発産業園区(高雄市)の開発に120億元余りを投資したほか、台湾人寿は今後は高雄市立図書館総館付属施設のBOT(建設・運営・譲渡)開発にも33億元を投じる予定で、同社は生保業界では高雄市への投資額が最大となっている。
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