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ARMとクアルコム、IoTで台湾企業と協力意向


ニュース 電子 作成日:2016年6月1日_記事番号:T00064453

ARMとクアルコム、IoTで台湾企業と協力意向

 31日に開幕した台北国際電脳展(台北国際コンピューター見本市、コンピューテックス)で、講演を行った半導体の知的財産(IP)大手、英ARMのサイモン・シガース最高経営責任者(CEO)とスマートフォン用チップ大手、米クアルコムのラフル・パテル上席副社長はいずれも、台湾企業と共同でモノのインターネット(IoT)のエコシステムを構築し、ハイテク業界の新たな市場を発展させたいと語った。1日付工商時報が報じた。

 シガースCEOは講演の中で、IoTが人類の生活を改善するイノベーションとなるためには、パートナーとエコシステムを構築することが重要との考えを示した。その上で、これまでモバイル機器分野でパートナーとしてきた台湾積体電路製造(TSMC)、聯華電子(UMC)、聯発科技(メディアテック)に加え、産業用コンピューター大手の研華科技(アドバンテック)や台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)とも積極的に協力を行っていると語った。

 またパテル上席副社長も、今年下半期は台湾の通信キャリア、ネットワークシステム関連企業とのIoT分野における協力関係を強化していくと表明した。