ニュース 電子 作成日:2016年6月1日_記事番号:T00064457
31日に開幕した台北国際電脳展(台北国際コンピューター見本市、コンピューテックス)では、今年から新設された「InnoVEX(革新的なスタートアップ)」エリアでバーチャル・リアリティー(VR)分野の成果に関するフォーラムが開かれ、台湾サムスン電子マーケティング部の余倩梅・資深協理はVR製品の価格は既に「スイートスポット」に達したとの認識を示した。1日付蘋果日報が伝えた。
コンピューテックスにはVRスカイダイビング体験コーナーも設けられた(31日=中央社)
英コンサルタント会社CCSインサイトは、2020年時点でVR商品の出荷台数が9,600万台、生産額が145億米ドルに達すると予想。市場調査会社のトレンドフォースやカナリスは、VR産業の生産額と出荷台数が将来的に10倍以上の爆発的成長を遂げると予想している。
宏達国際電子(HTC)VR部門の鮑永哲副総経理は、今年下半期にもコンテンツ応用面で爆発的な成長が見られると予測した。
鮑副総経理は、VRの応用分野としてゲームが最も注目を浴び、業界の収入にも貢献するが、将来的にはゲームに限らず、不動産、芸術デザインなど3D産業が全てVRによる影響を受けると予想した。
HTCは「Vive」ブランドのVR商品で中台市場に進出しており、特に家電量販大手の蘇寧電器が中国全土で同ブランドの体験販売拠点を10倍に増やした。今後は欧州や北米への展開を図る方針だ。HTCは今後10年間で、中国最大手のVRブランドとなることを目指す。
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