ニュース 機械 作成日:2016年6月1日_記事番号:T00064458
工作機械大手、台中精機廠(ビクター台中・マシナリー・ワークス)は、台中市精密機械科技創新園区の1万坪の敷地に世界経営本部、研究開発(R&D)イノベーションセンター、スマート機械工場の建設を計画しており、21日に着工する。竣工予定は2018年半ばで、同年末には台中総工場の設備を新工場に搬入する。第1期は年産額60億台湾元(約200億円)、21年までに年産額100億元を目指す。1日付工商時報が報じた。
同社は31日、新本部や工場建設などの資金に充てるため、台湾土地銀行と25億元の融資契約を交わした。なお、現在同社の本部が位置する台中市西屯区の敷地は今後商業エリアとして開発する考えだ。
台中精機は上海工場も6月中旬の稼働を予定している。主にCNC旋盤を生産し、初年度は年産額20億元が目標で、3年以内に年産額30億元まで引き上げる。
黄明和同社董事長は、この2~3年で行った顧客の選別が奏効し、第2四半期の受注は前年同期比3割増、特に中国からの受注は3~4割増加するとの見通しを示した。21年までにグループ全体の売上高を約150億元と、今年の80億元からほぼ倍増させることを目指す。
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