ニュース その他製造 作成日:2016年6月1日_記事番号:T00064460
台湾経済研究院(台経院、TIER)が31日発表した4月の製造業景気指数は10.68ポイントで、前月比1.54ポイント上昇した。製造業景気信号は「黄青(後退傾向)」が灯り、12カ月続いた「青(後退)」を脱した。1日付工商時報が報じた。
台経院は、輸出受注や輸出総額は前年割れが続いているが、輸出総額の減少幅は縮小しており、製造業の景気が好転したと分析した。台経院の孫明徳・景気予測センター主任は、景気回復とは言えないが、底を打ったとの見方を示した。
産業別では、電子電機産業の景気信号は依然「青」だった。世界景気の回復鈍化で3C(コンピューター、通信、家電)製品の需要が低迷する中、アップルの新機種も魅力不足で、台湾のサプライチェーンの出荷に影響している。石化ゴム産業は、原油価格上昇により、「黄青」に好転した。民生産業は、顧客の調達が増える需要期入りで、機能性紡織製品の受注が増えたことなどにより、「黄青」に好転した。
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