ニュース その他製造 作成日:2016年6月1日_記事番号:T00064462
タイヤ大手、建大工業(KENDA)は31日、雲林県斗六市の雲林科技工業区石榴班区で新工場に着工した。生産開始は来年の予定。莿桐工場(雲林県)から二輪車用タイヤとエアバッグの生産ラインを移管する。莿桐工場には乗用車用タイヤ生産ラインを新設し、日産能力5,000本を見込む。1日付経済日報が報じた。
需要期の第2四半期は顧客が3社増え、業績の伸びが続きそうだ(31日=中央社)
斗六工場は投資額11億台湾元(約37億円)で、敷地面積約5万2,000平方メートル、建物面積約2万平方メートル。100人以上の雇用を見込み、雲林・嘉義地方で今年最大の投資案件となる。米国が中国産の乗用車用および軽トラック用タイヤに反ダンピング(不当廉売、AD)税などを課したことから、建大は台湾での生産に注力することを決めた。
建大は下半期に、中国・天津工場でも乗用車用タイヤを日産能力で5,000本増やす。台湾と合計で、下半期は売上高15億元増を見込む。
楊銀明同社董事長は、中国の深圳市、昆山市、天津市および台湾の各工場では、受注が8月まで満杯で、特に乗用車用タイヤが好調だと述べた。中国市場の受注は安定している。
楊董事長によると、二輪車用タイヤでは、自転車最大手、巨大機械工業(ジャイアントMFG)が下半期に相次いで新モデルを発売するため、受注増が期待できる。
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