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古坑コーヒー今年3割減産も、年初の寒波が影響


ニュース 農林水産 作成日:2016年6月1日_記事番号:T00064469

古坑コーヒー今年3割減産も、年初の寒波が影響

 コーヒー産地として有名な雲林県古坑郷では、年初の寒波の影響で今年のコーヒー生産量が前年比3割減少する見込みだ。コーヒー生豆の価格は既に1キログラム当たり110台湾元(約370円)と、30元上昇している。1日付蘋果日報が報じた。

 今年はコーヒーの木の結実期に寒波が襲来し、古坑コーヒーの産地である石壁、樟湖、草嶺では雪が降った。海抜の低い華山でもみぞれが降った。

 台湾コーヒー専売業者の張景科氏によると、コーヒーの木の栽培は、開花から結実期は温暖な気候が適しており、降雨続きや乾燥は成長を妨げる。

 また張氏は、生産量減少により来年のコーヒー豆価格も上昇すると予測した。現在、焙煎を終えた豆は、水洗式(ウォッシュト)が、1ポンド(約450グラム)当たり1,200元、非水洗式(アンウォッシュト)が1,600~2,000元だ。