ニュース その他分野 作成日:2016年6月1日_記事番号:T00064471
労働部が31日発表した統計によると、2015年7月の平均初任給(経常性給与。基本給や固定手当など。賞与などは含まない)は2万6,230台湾元(約8万9,000円)で、前年同月比2.33%増加した。1日付蘋果日報などが報じた。
大卒の初任給は2万7,655元と前年同月比1.7%増加したが、00年の2万8,016元を下回った。ただ09年の2万6,175元以降は増加が続いている。
学歴別の初任給は、▽大学院、3万2,638元(前年同月比1.14%増)▽専科学校(単科大学・高専に相当)、2万4,824元(2.14%増)▽高校・職業高校、2万2,980元(2.86%増)▽中学以下、2万1,836元(4.05%増)──だった。学歴が低いほど増加率が大きく、昨年7月に最低賃金を2万8元に引き上げたことが影響したようだ。
工業の初任給は2万6,120元、サービス業は2万6,393元だった。業種別の上位3位は▽金融・保険、3万794元▽電気・ガス供給、2万9,086元▽専門・科学・技術サービス、2万8,283元──だった。
なお行政院主計総処の統計によると、昨年工業、サービス業で経常性給与を引き上げた企業は21.1%で、前年より2.4ポイント減少した。業種別では▽金融・保険、79.2%▽製造、31.7%▽ICT(情報通信技術)メディア、27.3%──だった。
週5日労働、55%
労働部の統計によると、昨年7月の所定労働時間は▽週5日、55.1%▽週5.5日、3.5%▽週6日、15.8%▽隔週土曜出勤、12.1%▽その他、13.5%──だった。1週間当たりの労働時間は▽40時間未満、6.2%▽40時間、48.6%▽40時間超~48時間未満、19.1%▽48時間以上、15.1%▽規定なし、10.9%──だった。
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