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パンダ再誘致、台北市立動物園が意欲


ニュース 社会 作成日:2008年3月31日_記事番号:T00006449

パンダ再誘致、台北市立動物園が意欲

 
 馬英九次期総統候補が、中国からのパンダ受け入れ再検討を示したことで、「団団」「円円」が早ければ8月にも台湾へやってくる可能性が浮上している。聯合報が伝えた。

 パンダは2005年に連戦国民党元主席が訪中し、胡錦濤中国国家主席と初会談を行った際に寄贈されることになったものだが、ワシントン条約の「国と国」の規定が障害となり、台湾が受け入れを拒否した経緯がある。

 当時、台北立動物園と大手テーマパークの六福村動物園(新竹県)が行政院農業委員会(農委会)にパンダの受け入れを申請したが、農委会は飼育設備や医療チームの訓練計画が未完成であることなどから、06年3月に両者を拒否。台北市立動物園はこの結論を不満とし、農委会を訴えたものの敗訴した。

 同園は27日、4月に完成する予定のパンダ館を公開し、パンダ誘致の意欲を強調。6月にパンダ館の使用許可が下りた後、再度農委会に受け入れを申請する考えで、早ければ8月にも結論が出る見通しだ。

 なお、郝龍斌台北市長は「パンダは10月に台湾に到着し、11月から一般公開する予定」と述べている。