ニュース 建設 作成日:2016年6月2日_記事番号:T00064494
台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)の鄭平執行長は1日、同社が注力するビルディングオートメーション(BA)関連事業について、昨年の売上高が200万~300万米ドルだったが、4月に発表した、同事業を手掛けるデルタ・コントロールズとロイテック・エレクトロニクスの買収、合併により、目標とする「1億米ドル突破」が前倒しされるとの見通しを示した。その上で、現段階では利益率よりも市場シェアの拡大を重視する考えを示した。2日付工商時報が報じた。
鄭執行長は、競争入札で受注を獲得するBA事業の売上高構成比は、60億米ドルを超えるデルタグループ全体の売上高から見ると決して高くないが、このほど買収したデルタ・コントロールズとロイテック・エレクトロニクスの昨年の売上高は合計6,000万米ドルを超えるため、当初2~3年後に設定していた1億米ドルの突破目標は予定より早く達成できると語った。
なお工商時報によると、BA関連産業の世界市場規模は現在約700億米ドルで、2020年には900億米ドルに成長すると予測されている。
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