ニュース 金融 作成日:2016年6月2日_記事番号:T00064495
政府系金融持ち株会社、兆豊金融控股(メガ・フィナンシャル・ホールディング)傘下の兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)が、中国・上海市に子銀行設立を計画していることが明らかになった。資本金は30億人民元(約500億円)で、設立後は中国国内の支店4店舗を傘下に編入し、台湾の本部が10億人民元の追加出資を行う。2日付工商時報が報じた。
兆豊金は昨年末の董事会で中国での子銀行設立を決議していたが、場所は未定だった。
兆豊金はまた、広東省深圳市にも支店を開設する計画だ。また中国の城市商業銀行(地方都市を拠点とする小規模商業銀行)への出資の可能性も依然模索中だとしている。
現在、中国に子銀行を開設している台湾の銀行は、▽永豊銀行(バンク・シノパック)▽富邦華一銀行(ファースト・シノ・バンク)▽玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)──の3行。中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)と国泰世華銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)が金融監督管理委員会(金管会)に開設を申請中で、全て民間銀行となっている。
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