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謝主席の留任、陳総統との亀裂深まりも


ニュース 政治 作成日:2008年3月31日_記事番号:T00006450

謝主席の留任、陳総統との亀裂深まりも

 
 謝長廷民進党主席が5月25日までの留任を発表したことについて、30日付聯合報によると、陳水扁総統が意外な判断と受け止めて、両者の間の亀裂がますます深まるという観測が出ている。

 謝主席は先日の陳総統との会談で、「選挙で負けた党主席は引責辞任をするのが民進党の伝統」という見解で一致し、代理主席の人選として張俊雄行政院長の名前まで上がっていたという。

 しかし、党中央常務委員会と中央執行委員会が代理主席を推薦しなかったことなどを理由に、謝主席が自身の留任を決定したため、もともと欠けていた党内の信頼関係は、再構築がさらに難しくなったという意見が党内で出ている。

 謝主席は留任に当たって、新たな党主席選出までの60日間は、党内の意見を集約して改革を推進する貴重な時間だと述べ、地位に妄執したり、自派の有力者のためにレールを敷く意図は一切ないと強調している。