ニュース 政治 作成日:2016年6月2日_記事番号:T00064502
馬英九前総統は1日、アジア出版業協会(SOPA)の招きで6月15日に香港・湾仔の香港コンベンション&エキシビションセンター(HKCEC)で「卓越報道賞」の授賞式に出席し、英語で講演を行う計画があることを明らかにした。内容は中台関係や東アジア情勢に関するものになる予定だ。2日付聯合報が伝えた。
馬前総統(左)は台北市木柵の自宅前で記者の訪問を受け、香港の式典への出席を明らかにした(1日=中央社)
馬前総統が退任後に海外を訪問するのは初めてで、日帰りとなる予定だ。馬前総統は国家機密保護法などの規定に基づき、既に総統府に対し、事前に「出境申請」を提出した。
行政院大陸委員会(陸委会)の邱垂正副主任委員は「馬前総統は香港を訪れるだけで、大陸(中国)には向かわないため、両岸人民関係条例の適用は受けない。ただ、国家機密保護法に基づき、原所属機関(総統府)の認可を経て、内政部に出入境規制の解除を申請する必要がある」と説明した。その上で、馬前総統が関連規定を満たせば、陸委会の香港事務局が必要な協力を行うとした。
馬前総統は1950年に香港で生まれた。台北市長在任中の1999年と2001年に香港を訪れたが、05年には香港当局にビザを取り消され、訪問を中止した経緯がある。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722