ニュース 電子 作成日:2016年6月3日_記事番号:T00064509
液晶偏光板用TAC(セルローストリアセテート)フィルムを手掛ける達輝光電(TACブライト・オプトロニクス)は1日、コニカミノルタとOEM(相手先ブランドによる製造)契約を結んだ。達輝の生産ラインは既にコニカミノルタの検査に合格しており、6月から生産、出荷を開始する。3日付工商時報が報じた。
施火灶・達輝総経理は今回の契約について、同社は生産ラインの稼働率が上昇し、コニカミノルタは生産能力を拡大できるので、両社にとってウィンウィンだと話した。
達輝の生産能力は昨年6,000万平方メートルの生産ラインが完成し、ライン2本で9,000万平方メートルとなった。市場シェアは現在の5%から8%まで上昇する見通しだ。市場シェア首位は富士フイルムで60%、2位はコニカミノルタの30%で、達輝は3位。
達輝の昨年売上高は9億6,600万台湾元(約32億2,000万円)で前年比37.88%減、純損失は8億4,700万元だった。円安で日本の競合メーカーがTACフィルムを値下げし、相場が下落したためだ。
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