ニュース 電子 作成日:2016年6月3日_記事番号:T00064510
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)が、今月24日の株主総会に提出する営業報告書に、「弊社の財務パフォーマンスが株主の皆様を失望させるものとなり申し訳ない」とする王雪紅(シェール・ワン)董事長の謝罪の言葉を盛り込むことが明らかになった。HTCは昨年、155億台湾元(約520億円)の損失を計上し、1株当たりの損失額は18.79元に上った。王董事長は昨年6月の株主総会でも業績不振を謝罪しており、2年連続となる。3日付工商時報が報じた。
一方、同報告書では経営改善への展望も強調される。昨年8月に着手した経営スリム化が今年第3四半期に終了するのに伴い、経営コストが35%低下するほか、昨年末には同社のスマートフォンの新規使用者が年度の最高を記録し、バーチャルリアリティー(仮想現実、VR)製品「Vive」も好調だと指摘する。
また、スマートフォン事業では、従来は地域によってモデルを差別化していたが、昨年から世界統一規格とし、スマートライフとの連携で各地の市場開拓を推進することも説明する。
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