ニュース 機械 作成日:2016年6月3日_記事番号:T00064516
台湾の製造業、物流業など220社・団体から成る宇宙航空産業連盟「Aチーム4.0」は2日決起大会を開き、台塑集団(台湾プラスチックグループ)や中国鋼鉄(CSC)など会員同士が協力し合い、来年末までに宇宙航空産業の品質マネジメントシステム国際規格「AS9100」を取得し、世界の大手企業の1次サプライヤー(ティア1)を目指すと表明した。3日付工商時報が報じた。
決起大会には企業の代表者など300人以上が集結した(AIDCリリースより)
台湾の航空産業の昨年の生産額は915億台湾元(約3,100億円)で、世界市場シェアは0.4%だった。航空機・部品メーカー、漢翔航空工業(AIDC)の廖栄鑫董事長は、今後2年で1,250億元、4年で2,000億元まで引き上げ、世界シェアの1%を獲得したいと表明した。世界の宇宙航空産業は今後20年で5兆6,000億米ドル規模に成長すると見込まれる。
また、廖董事長は今月中旬に、世界2位の航空用エンジン製造会社・ロールス・ロイス・ホールディングスが訪台し、Aチーム4.0会員の原材料メーカーと商談すると明かした。
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