ニュース 電子 作成日:2016年6月4日_記事番号:T00064534
受動部品最大手、国巨(ヤゲオ)の陳泰銘董事長は3日の株主総会で、今後も単価が高く、粗利益率が高い産業用や車載用に注力し、欧米市場でシェア拡大を目指すと語った。同社は車載用やIoT(モノのインターネット)を視野に、センサー参入を検討していると明かした。4日付蘋果日報などが報じた。
陳董事長は、中国の紅色供給網(レッドサプライチェーン)が台頭する中、チャンスがあればM&A(合併・買収)を進めると語った(3日=中央社)
陳董事長は、受動部品市場の需給は均衡が取れており、世界経済は不確定要素が残されているが、同社は慎重に安定経営を続け、市場開拓を加速すると述べた。ただ、下半期の景気見通しは、あまり良くないと予測した。
昨年の連結売上高は275億1,300万台湾元(約920億円)で前年比1.8%増、粗利益率は23.8%、純利益は36億3,000万元だった。
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