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期限切れタロイモ、9県市の食品メーカーに販売


ニュース 食品 作成日:2016年6月4日_記事番号:T00064539

期限切れタロイモ、9県市の食品メーカーに販売

 高雄市の食品輸入販売業者、瑪尚縁国際が、中国やベトナムから輸入した冷凍タロイモの消費期限を改ざんした上で鍋料理材料や芋円(イモ団子)などの製造業者に販売していたことが明らかとなり、同社責任者らが詐欺および食品安全衛生管理法(食管法)違反で検挙された。問題のタロイモは▽台北▽新北▽桃園▽新竹▽台中▽嘉義▽彰化▽台南▽高雄──の9県市の食品メーカーに販売されていた。4日付蘋果日報が報じた。

/date/2016/06/04/07taroimo_2.jpg瑪尚縁が昨年出荷した期限切れのタロイモは100トンに達した(3日=中央社)

 瑪尚縁が期限を改ざんしているとの通報を受けた検察は、9日の端午節を控え、同社の輸入量が増える中、1日に立入検査を実施し、消費期限の改ざんされた袋詰め冷凍タロイモを発見。約2万トンの商品と消費期限の打刻機を押収した。中には一昨年に期限が切れていたものや、カビが生えているものもあったという。

 また同社内には食品メーカー、佳円永業の包装袋も発見されたが、同社代表は、過去に瑪尚縁からタロイモを仕入れていたことは認めたものの現在は調達しておらず、商標を無断で使用されたと主張している。