ニュース その他分野 作成日:2016年6月4日_記事番号:T00064543
行政院主計総処が発表した2011~15年の輸出成長率(米ドル建ての輸出成長率から輸出物価の変動を控除)は2.4%で、世界の成長率3.9%より低かった。1982年以降、初めて世界の成長率を下回った。主計総処は、中国の紅色供給網(レッドサプライチェーン)台頭、台湾の製造業の構造転換の遅さが原因と指摘した。4日付工商時報が報じた。
これまでの輸出成長率は、▽82~90年、11.6%(世界5.1%)▽91~00年、9.6%(世界7.2%)▽01~10年、7.8%(世界5.1%)──と、世界の成長率を上回っていた。
主計総処は、中国がかつて輸入に頼っていた部品や消費財などを自国で生産できるようになったことで世界の輸出成長が鈍化し、特に中国への輸出依存度が高い台湾は大きな影響を受けたと説明した。
11~15年の経済成長率も2.5%と、世界の成長率(2.7%)を下回った。これまでは▽82~90年、8.2%(世界3.3%)▽91~00年、6.7%(世界2.9%)▽01~10年、4.2%(世界2.6%)──と、過去30年以上にわたり世界よりも高かった。
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