ニュース 社会 作成日:2016年6月4日_記事番号:T00064555
衛生福利部国民健康署(国健署)によると、2015年の出生子のうち、女子1人に対する男子の割合を示す出生性比が1.083と前年比0.14上昇し、過去5年で最も高くなった。4日付中国時報などが報じた。
出生性比の正常範囲は1.04~1.06だが、台湾では過去10年にわたり1.06を超えている。
邱淑媞署長は、出産自体が減少している一方、男子の誕生が望まれ、性別検査や人工妊娠中絶などが行われていると分析。昨年は少なくとも女子2,272人が人為的操作で誕生を許されなかった計算で、このままでは将来「男余り」となり、結婚できない男性が増えると指摘した。
国健署は先日、産婦人科の医学会に対し、違法な性別判定を行い、女子を中絶しないよう通達を行った。
署の統計によると、出生子の性別について「男しか産みたくない」は6.5%と、前回調査の10%から減少し、「どちらでもいい」は75%だった。邱署長は、それでも周りから後継ぎなどのプレッシャーがあると分析した。
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