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国立台湾美術館で浮世絵展、『冨嶽三十六景』など国宝級も


ニュース 社会 作成日:2016年6月4日_記事番号:T00064556

国立台湾美術館で浮世絵展、『冨嶽三十六景』など国宝級も

 台中市の国立台湾美術館できょう(4日)から7月31日まで、「日本浮世絵」展が開催され、葛飾北斎の『冨嶽三十六景』や歌川広重の『東海道五十三次』など「国宝級」を含む東京富士美術館収蔵品100点が展示される。4日付中国時報が報じた。

/date/2016/06/04/19Kanagawa_2.jpg1830~32年に制作されたとされる「神奈川沖浪裏」(ウィキペディアより)

 今回、展示される100点のうち、「江戸浮世絵」が65点、「上方浮世絵」が35点となっている。江戸浮世絵には世界的に有名な『冨嶽三十六景』の『神奈川沖浪裏』や『東海道五十三次』の『岡崎宿』が、上方浮世絵には当時の人気歌舞伎役者を描いた「役者絵」が含まれる。

 これほどまとまった浮世絵の展示は台湾でも初めてで、展示作品の9割が台湾初公開となる。また同展の開催に合わせ、台湾美術館では小学生向けに浮世絵の制作現場を再現したコーナーを設置(6月8日~7月31日)したり、親子を対象とした学習・創作イベント(6月12、25日、7月2、16、23日、その場で申し込み)を開催する。