ニュース 電子 作成日:2016年6月6日_記事番号:T00064561
液晶パネルメーカーの中華映管(CPT)は、2008年以来8年連続で純損失を計上しており、市場では、第2四半期も赤字が続き、累積損失が資本金の647億9,500万台湾元(約2,150億円)を上回り、上場廃止に追い込まれる可能性があると予想されている。6日付工商時報が報じた。
同社の第1四半期の純損失は27億9,000万元で、累積損失は593億元に上る。
中華映管は、上場廃止の計画はないと強調した。昨年、第4世代工場を傘下の凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)に売却したほか、第4.5世代工場2基のうち1基の生産を停止し、車載用パネルなど粗利益率が高い製品の生産に集中。今年第1四半期は液晶パネル価格が下落したが、同社の粗利益率、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)は上昇した。また、中国の華映光電は100億人民元(約1,600億円)増資した。
同社の今年の中小型パネル出荷目標は2億7,300万枚だ。
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