ニュース 電子 作成日:2016年6月6日_記事番号:T00064565
デジタルカメラ用レンズ世界最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が5日発表した5月連結売上高は前月比8.3%増、前年同月比24%減の33億6,300万台湾元(約111億円)で、今年最高となった。華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)などアップル以外のスマートフォンブランドの新機種向けに出荷が増えたことが要因だ。6日付工商時報が報じた。
1~5月の累計売上高は147億3,900万元で、前年同期比23%減少した。アップルのスマートフォン「iPhone6s/6sプラス」の販売不調が影響した。
ラーガンは、下半期に発売が予想される「iPhone7」シリーズに期待が掛かる。同シリーズは「プラス」の全モデルに「デュアルカメラ」が搭載されると予測されており、「プラス」が出荷台数の半分を占めた場合、ラーガンのデュアルレンズ出荷は前年同期の1.5倍になるとみられる。
また、新製品発売前の端境期で市場全体が低迷する中、ラーガンは3カ月連続で売上高が拡大しており、下半期は上半期比で大幅な成長が見込まれる。
このため、外資系証券会社2社が先週、ラーガンの目標株価を3,200元まで引き上げだ。同社株価の先週終値は2,895元だった。
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