ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年6月6日_記事番号:T00064566
中国鋼鉄(CSC)は、第3四半期受注が好調で、目標の341万トンを2%上回った。宋志育董事長は、鉄鋼の好景気は9月まで続く見通しで、第4四半期も好材料が多いと話した。6日付経済日報が報じた。
主要製品の受注は、電磁鋼版がやや少ないものの、熱延、冷延、棒線、溶融亜鉛めっきコイル、電気亜鉛めっきコイル、鋼板いずれも目標に達した。傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)は3万4,000トンを燁興企業(YHエンタープライズ)に生産委託する予定だ。
CSCは7~8月のオファー価格を1トン当たり平均1,701台湾元(約5,600円)引き上げた。証券会社は、鉄鉱石は1トン当たり50米ドル前後で推移しており、CSCの利幅が拡大したと指摘した。
ただ、中国メーカーの日産能力は230万トンの高水準を維持しつつ、熱延、冷延の輸出価格が350~380米ドルまで下落し、CSCを下回っていることが懸念材料だ。
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