ニュース 医薬 作成日:2016年6月6日_記事番号:T00064571
新薬開発会社、台湾浩鼎生技(OBIファーマ)は5日、米臨床腫瘍学会(ASCO)で乳がん新薬「OBI-822/OBI-821」に関する臨床試験の結果発表を行い、転移性乳がんの末期患者に対してはがんが進行することなく生存している期間を指す「無増悪生存期間(PFS)」に統計学的有意性が見られなかったが、免疫療法で明らかな免疫反応を示す患者においては、その50%でPFSに明らかな改善がみられたと報告した。その上で今回の結果を基にあらためて第3相臨床試験を進める考えを示した。6日付工商時報が報じた。
OBIファーマは席上、他の医薬2種類についても発表したが、発表後の討論ではOBI-822/OBI-821に質問が集中した(5日=中央社)
ASCOに出席した専門家は、OBIファーマの新薬は革新的な免疫療法の研究に大きく貢献するとして世界的な注目を集めていると指摘。実際に、今回の発表会では用意された約1,000席が満席となった。
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