ニュース 政治 作成日:2016年6月6日_記事番号:T00064576
中国で民主化を求める学生運動を武力で弾圧した天安門事件から27年を迎えた4日、蔡英文総統は自身のフェイスブック上に関連記事を投稿し、「対岸(中国政府)が人民により多くの権利を与えるなら、より多くの尊敬を集めるだろう」とコメントした。ただ、一方で「中国大陸の経済発展は目覚ましく、対岸与党の努力により、中国人がより豊かな物質生活を享受できるようになったことは否定できない」と記し、一定の配慮を示した。6日付自由時報が報じた。
蔡総統は「かつて同じような経験をした私たちは、天安門事件発生当時、広場に集まった学生たちの民主主義と自由への望みを誰よりもはっきりと理解できた」と強調。その上で「中国大陸の政治、社会は改革への圧力に直面しており、大陸当局の知恵が試されている」と指摘した。
蔡総統はさらに、「台湾の民主と自由を守り、平和で安定した両岸(中台)関係を築いていくことが自分の責任」と強調し、「将来、両岸間で民主と人権に対する考え方が一致に向かうことを望む」とコメントした。
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