ニュース 金融 作成日:2016年6月7日_記事番号:T00064598
中央銀行(中銀)が6日発表した5月末時点の外貨準備高は前月比2億4,800万米ドル増の4,334億3,200万米ドルで、4カ月連続で過去最高を更新した。7日付工商時報が報じた。
外資資金は5月前半は流出となったが、20日の新政権発足以降、流入に転じ、台湾株式市場の株価上昇を後押しした。これにより、外資が保有する株式および債券と台湾元建て預金残高の合計は2,691億米ドルと、前月比35億米ドル増加した。外貨準備高に占める比率は62%と前月比1ポイント上昇した。
なお6月は、米国連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを見送る公算が高まっていると報じられているが、英国で欧州連合(EU)離脱を問う国民投票が行われる。11月には米国大統領選と不確定要素が相次ぐが、中銀の顔輝煌外国為替局長は「われわれは対応できる。絶対に問題はない」と自信を見せている。
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