ニュース その他分野 作成日:2016年6月7日_記事番号:T00064604
李世光経済部長は6日、リサイクル経済推進弁公室を設置する方針を行政院に伝えたことを明らかにした。高雄地域に石油化学プラントの生産過程で生じる熱エネルギーや蒸気を回収する「リサイクル経済専用区」を設置することが目標だ。7日付経済日報が伝えた。
予定地としては、高雄市の大林蒲地区が有望視されている。経済部の呉明機工業局長は、リサイクル経済専用区のコンセプトとして、5つのR、すなわちReduce(削減)、Reuse(再利用)、Recycle(リサイクル)、Repair(修理)、Recovery(回復)を掲げた。
経済部関係者によれば、国民党政権は当初、高雄に石油化学専用区を設置する構想だったが、高雄市内で起きたガス爆発事故で、世論の風向きが変わったため、廃棄物の再利用と汚染軽減につながるリサイクル経済専用区の設置へと方針が転換された。
リサイクル経済専用区では汚染源としてのマイナスイメージを払拭(ふっしょく)するため、ナフサ分解プラントは設けない。ただ、高付加価値の石油化学製品を生産するプラントを対象に含めることも視野に入れる。
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