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台北市の高級店舗物件、大安区が45%【図】


ニュース 建設 作成日:2016年6月13日_記事番号:T00064653

台北市の高級店舗物件、大安区が45%【図】

 不動産仲介大手の永慶房産集団によると、1~5月に1億台湾元(約3億3,000万円)以上で成約した台北市の店舗物件の45%を大安区が占め、昨年の6%から大幅に上昇した。同社は、大安区の物件は成約価格が売り出し価格より2割以上低いと指摘した。13日付蘋果日報が報じた。

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 永慶房産集団の内部情報と内政部の実勢価格登録情報によると、1~5月の1億元以上の店舗物件は大安区のほか、▽中山区▽松山区▽士林区▽中正区▽信義区▽万華区──がいずれも9%を占め、内湖区、大同区、南港区の成約はなかった。昨年は中山区が最大の28%を占め、松山区、士林区が各18%、中正区が12%と続いた。

 不動産仲介大手、住商不動産の呉国源・台北遠企店店長は、大安区の敦化南路二段の賃料は1坪当たり月6,000~7,000元で、投資利回りは約2.5%となると指摘。サラリーパーソンや周辺住民が多く、平日昼間の集客力が高いため、レストランや喫茶チェーンに向いていると話した。