ニュース 商業・サービス 作成日:2016年6月13日_記事番号:T00064656
蔡英文政権の発足を受け、台湾を訪れる中国人観光客の減少は7~8月から本格化しそうだ。
12日付中国時報は、中国側の旅行業界関係者の話として、中国人ツアー客は7~8月に前年同期比で70~80%減少するとの見方があると報じた。
台湾を訪れた中国人客は5月に前年同月を15%下回り、特にツアー客は31%減少していた。中国側は台湾渡航を制限する明文規定こそ設けていないが、渡航書類の手続きを遅らせるなどテクニカルな手段で台湾旅行を締め付けている。
北京の海峡旅行社幹部は「観光関連官庁から520(蔡英文政権発足)前に中国人の台湾訪問は急速に冷え込むという口頭での告知を受けた」と話した。
香港中国旅行社の幹部は「520の後、中国の国家旅遊局がツアー催行会社に対し、台湾旅行に消極的に対応するよう求めている」とした上で、実施されるツアーも民進党の地盤である台南、高雄など南部を素通りすることになると指摘した。
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