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上場・公開企業の中国子会社、赤字の社数が黒字を上回る


ニュース その他製造 作成日:2016年6月13日_記事番号:T00064661

上場・公開企業の中国子会社、赤字の社数が黒字を上回る

 第1四半期の申告を基に11日付自由時報が報じたところによると、同期、上場・店頭公開企業の中国子会社のうち、損失を計上した会社数が利益を計上した会社数を初めて上回った。かつて台湾企業にとって「金の卵を生むニワトリ」だった中国子会社は同国経済の成長鈍化に伴って「お荷物」に変わりつつあると同紙は指摘した。

 自由時報の統計によると、上場企業の中国子会社の数は4,400社余りで、第1四半期に損失を計上したのは1,953社、利益を計上したのは1,850社となり、損益均衡となった子会社を除けば、半数以上が赤字に陥った。うち666社は投資額を上回る損失を出し、台湾の親会社からの補塡(ほてん)を受けていた。

 一方、店頭公開企業の子会社は約1,400社で、第1四半期に損失を計上したのは700社余りだった。