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万旭のDMS、ソフトバンクから受注


ニュース 電子 作成日:2016年6月14日_記事番号:T00064667

万旭のDMS、ソフトバンクから受注

 極細同軸ケーブルメーカー、万旭電業の張程欽総経理は13日、ソフトバンクから車両間通信ネットワーク(IoV)向けデジタルメディアサーバー(DMS)を受注したと話した。同社は昨年TBグループ(本社・東京都文京区、村田三郎社長)の研究部門を買収し、IoV向けDMSに参入しており、ソフトバンク、TBグループと協力してDMSシステムを推進すると表明した。14日付工商時報が報じた。

 張総経理は、今年の自動車向けの売上高は全体の10%を占めると予測した。自動車向け、医療用などへの参入で、今年は6年ぶり黒字転換が見込めると語った。

 同社は、ノートパソコン用ケーブルへの依存度を下げ、セキュリティーモニターのアジア最大手からハイエンドケーブルを受注するなど、付加価値の高い製品へシフトしている。昨年第1四半期の粗利益率は7%だったが、昨年第4四半期に17%まで上昇、今年第1四半期は16%だった。