ニュース 食品 作成日:2016年6月14日_記事番号:T00064675
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA、食薬署)は13日、ルテイン(中国語・葉黄素)配合をうたう市販のカプセル状保健食品を対象に実施した調査結果を発表。これによると、抜き取り調査の対象となった商品の約46%でルテイン含有量が表示を下回り、特に崴達国際(WEDAR)の「薇達葉黄素」は実際のルテイン含有量が表示の300分の1しかなかった。問題が指摘された商品は既に売り場から撤去されており、4万~400万台湾元(約13万~1,300万円)の罰金が科せられる見通しだ。14日付蘋果日報が報じた。
「薇達葉黄素」は、表示では1粒当たりのルテイン含有量が30ミリグラムとなっているが、検査では0.1ミリグラムしか検出されなかった(TFDAリリースより)
スマートフォンやタブレット端末が普及した中、目の健康に効果があるとされるルテイン配合保健食品の人気が高まっている。TFDAは3~4月に大台北地区(台北市、新北市、基隆市)のGNC、康是美(コスメッド)、屈臣氏(ワトソンズ)といったドラッグストアなどで販売されている同種の商品13点を対象に抜取調査を実施。うち6件で含有量が表示を下回った。
その他、問題が指摘された商品は▽「優佳視麗膠嚢食品GOGI(傲旎全球)▽「幼添明児童咀嚼錠」(普登生技)▽「舒利視膠嚢」(易陞植物生技)▽舒利視プラス膠嚢(同)▽舒利視口嚼錠(台湾威瑪舒培)──。
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