ニュース 電子 作成日:2016年6月15日_記事番号:T00064693
外電によると、シャープはインドネシアで液晶テレビの増産を計画しており、2015年度の生産台数54万台から16年度は100万台、17年度は150万台に増やす方針だ。鴻海精密工業のシャープ買収後、液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)など鴻海グループの部品サプライヤーの出荷を押し上げそうだ。15日付経済日報が報じた。
シャープの長谷川祥典代表取締役は以前、鴻海と液晶テレビを共同開発し、年内に発売する計画だと述べた。シャープは既に欧米のテレビ市場から撤退しており、中国や東南アジアなど低価格テレビ市場がターゲットとなる。
市場調査会社、IHSテクノロジーの謝勤益(デビッド・シェイ)シニアディレクターは、鴻海のシャープ買収後、液晶パネルやプリント基板(PCB)など鴻海グループ内で部品をほぼ調達できるため、シャープの液晶テレビ市場シェアに大きく貢献すると指摘した。
シャープの液晶テレビは現在、インドネシア市場シェア13%で、17年度に25%を目指す。現在の上位2社は、サムスン電子とLGディスプレイ(LGD)で、それぞれ25%以上だ。李堅明・台湾LGD董事長は、鴻海はシャープ買収で、韓国パネルメーカーにとって大きな脅威になると指摘した。
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