ニュース 電子 作成日:2016年6月15日_記事番号:T00064695
15日付電子時報によると、アップルの腕時計型ウエアラブル(装着型)端末「アップルウオッチ」の第2世代機種が第3四半期から出荷を開始する見通しとなる中、サプライチェーンでは最近、アップルが同製品については毎月少なくとも200万台の在庫を準備するとの観測が伝えられている。これが事実とすれば初代機種のこれまでの出荷量を1カ月で超えることになる。
しかしアップルは、そのブランド力に陰りが見えるとの認識がサプライチェーンに広がっており、サプライヤーはiPhone、iPad、MacBookといったアップル製品の今年の販売予測を相次いで下方修正している。
こうした中、新アップルウオッチの在庫積み増しに強気な姿勢を見せていることに対し、中台のサプライヤーからは「アップルは市場のシグナルを見誤っているのではないか」と不安視する声が出ており、同社からの要求に全力では応じない傾向にあるという。さらにはアップルの調達部門が間違えて発注したのではないかとの声も出ているようだ。
こうしたサプライヤーの多くは、新アップルウオッチは価格設定が高過ぎること、およびスペックに大きな変化がないことから、好業績は期待できないとみている。
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