ニュース 電子 作成日:2016年6月15日_記事番号:T00064696
自動車用プリント基板(PCB)台湾最大手で世界3位の敬鵬工業の黄維金董事長は14日、年末まで受注が満杯で、生産ラインのフル稼働が常態化しているため、桃園工場(桃園市蘆竹区)、常熟工場(中国江蘇省)、タイ工場の3拠点で生産能力の拡大を続けると語った。15日付経済日報が報じた。
3工場のうち、桃園工場は生産能力増強に過去2年で30億台湾元(約100億円)を投じたが、顧客の需要も高まっている。常熟工場では日本顧客からの受注が増加しており、今年末までフル稼働だ。
タイ工場では、顧客の東南アジア進出による需要に対応するため、新たな設備を導入した。年内に新規生産ラインを稼働させ、2017年からの利益計上を見込む。
敬鵬工業は、売上高の8割を自動車用PCBが占める一方、3年前より家庭用や工業用スマートメーター分野にも展開を広げ、最近、欧米の新たな顧客を獲得した。黄董事長は、これにより来年は売上高に約5~6%の貢献が見込めると説明した。
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