ニュース 金融 作成日:2016年6月15日_記事番号:T00064707
台湾の銀行20行が発行するキャッシュカードを使って、香港、マカオの現金自動預払機(ATM)での現金引き出しが、今年末に可能になる見通しとなった。財金資訊公司と台湾銀行(台銀)、中国銀行香港支店(中銀香港)は14日、台湾、香港、マカオのキャッシュカード相互利用に関する提携覚書(MOU)の締結式を行った。15日付蘋果日報などが報じた。
15年に香港、マカオを訪れた台湾人は延べ254万人。キャッシュカードの利用が可能になれば、渡航前に通貨を交換する手間が省ける(財金資訊公司リリースより)
財金資訊公司によると、まず今年末に台湾のキャッシュカードで、香港、マカオの地下鉄や百貨店にあるATM300台での引き出しを可能にする。手数料は金額にかかわらず1回当たり100台湾元(約330円)だ。また17年末には、香港、マカオの銀行ネットワークシステム、銀通(JETCO)の会員カードを台湾で利用可能とする予定だ。
参加20行は、▽台銀▽台湾土地銀行▽合作金庫商業銀行▽台湾中小企業銀行(台湾企銀、TBB)▽第一商業銀行(ファースト・コマーシャル・バンク)▽華南商業銀行▽彰化商業銀行▽兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)▽国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)▽玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)▽聯邦商業銀行▽遠東銀行▽台湾新光商業銀行▽高雄銀行▽台中銀行──など。
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