ニュース 社会 作成日:2016年6月15日_記事番号:T00064711
約1年にわたり工事が中断している台北文化体育園区(通称・台北ドーム)に関連し、台北市政府が市議会議員を対象に非公開で聴取した意見がインターネットメディアに流出したことが判明したことを受けて、市政府が民間企業に依頼し、職員がうそをついていないかどうかを判定する心理検査を実施していたことが明るみに出た。15日付聯合報が報じた。
問題の意見聴取は台北市議会の4月の開会を控えた時期に実施され、内容が漏れた後、議会側は機密漏えいの経緯を調査することを市側に求めた。これに対し、市政府は記者との電話による通話記録があった職員3人に対し、柯文哲市長の指示で、うその有無を調べる心理検査を実施したとされる。
台北市議会では13日、許淑華市議(民進党)は「機密漏洩えい者を調べるのに、なぜうそ発見検査を行う必要があるのか」と疑問を呈した。市職員の間からも「とんでもない」「やり過ぎだ」といった批判の声が上がっている。
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