ニュース 政治 作成日:2016年6月16日_記事番号:T00064740
馬英九前総統は15日、香港で行われた「卓越報道賞」授賞式でビデオ通話にて講演を行い、蔡英文政権が馬前総統本人の安全確保などを理由に、香港訪問の不許可判断を下したことに対し「香港がそれほど危険だとは知らなかった。皆さんも気をつけて下さい」と皮肉を述べ、会場の笑いを誘った。馬前総統は、総統退任後初の外遊として香港訪問を計画していたが、退任からわずか1カ月で、機密保持の必要性が高いことなどを理由に訪問が認められなかった。16日付聯合報が報じた。
馬前総統は、自身が香港で生まれたことに触れ、香港の公用語の広東語で「私は香港の子だ」と話す場面もあった(16日=中央社)
馬前総統は20分間の講演の中で、(総統在任期間の)過去8年間で両岸(中台)関係が大幅に改善し、アジア太平洋地域に平和と繁栄をもたらし、台湾と香港の関係も深まったと話した。香港人の台湾旅行者は8年前の50万人から150万人まで増加したと指摘、新政権は知恵と勇気でこの関係を継続してほしいと述べた。
馬前総統は講演の最後に、台湾と香港が自由、民主、人権、法治などの価値観を共有し、両岸と地域の平和と繁栄に貢献することを期待すると述べた。
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