ニュース 社会 作成日:2016年6月16日_記事番号:T00064741
5月20日の蔡英文総統の就任記念式典で「中華民国国歌」のアレンジ版を斉唱した台湾先住民による「プザンガラン児童合唱団」(プザンガランはパイワン語で希望の意)が中国公演を断られていたことが分かった。16日付自由時報が伝えた。
同合唱団は当初、7月に中国・広東省中山市でのイベント「中国少年児童合唱節」で公演する予定だったが、総統就任式での国歌斉唱後、中国側から「身分的に敏感な問題だ」として、公演をキャンセルするとの通知があったという。
同合唱団の黄国光団長は「政治と芸術公演は分けて考えるべきで、子どもたちは国歌を歌うことと公演キャンセルの関係を理解できていない」と話した。
過去には、2000年に陳水扁元総統の就任式で、歌手の張恵妹が国歌を独唱し、中国での芸能活動から4年間にわたり締め出されたことがある。
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