ニュース 電子 作成日:2016年6月17日_記事番号:T00064744
液晶パネル大手、友達光電(AUO)の彭双浪(ポール・ポン)董事長は16日、株主総会で有機EL(OLED)パネル事業への参入可能性について、「OLED生産への投資で欠席することはない。適当な時期に投資を行う」と明言した。17日付工商時報が伝えた。
彭董事長(左)は今年のパネル景気について、下半期に好転が見込めるため、4年連続の利益計上は可能との見方だ(16日=中央社)
現在有機ELパネルが採用されているのは高価格帯の製品が中心で、彭董事長は今後2~3年は有機ELパネルが液晶パネルに取って代わることはないと判断している。こうした中、韓国や日本のパネルメーカーが有機ELに大規模な投資を行っているにもかかわらず、台湾パネル業界ではこれまで具体的な動きが見られなかった。
AUOは現在、将来的な事業化を見据え、100人以上の体制で有機ELの研究を行っている。彭董事長は「AUOは有機EL技術の研究開発(R&D)を10年以上続けており、特許も取得しているほか、製造経験もある。R&Dから生産工程に至るまで問題なく顧客に認められるだろう」と自信を見せた。
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