ニュース 運輸 作成日:2016年6月20日_記事番号:T00064786
日本通運と郵船ロジスティクスは17日、名古屋発台湾向けの食品の冷蔵混載輸送サービスを開始した。台湾向けの冷蔵混載輸送サービスは日本で初めて。
同社は、台湾などアジアを中心に日本産の農林水産物や食品の需要が高まっており、2015年の輸出額は過去最高だったと指摘。冷蔵混載輸送サービスにより、海上輸送で少量から安価に輸出することができると説明した。ターゲットとする貨物は桃、ブドウ、リンゴなどの野菜果物、チョコレートやチーズ、バター、生クリームなど加工食品、日本酒など。
スケジュールは週1便で、名古屋CFS(コンテナフレイトステーション)と基隆CFSを最短7日で結ぶ。名古屋では日本通運の冷蔵倉庫を、基隆では郵船ロジスティクスの提携倉庫を使用する。
中部地方からの台湾向け輸送は従来、航空便を利用するか、出荷量にかかわらずコンテナ1本を自社で利用しており、運賃が高額になるなどの課題があった。両社の協業により、顧客にとって輸送コストが航空分より8割減り、コンテナ1本貸し切りより3割減るほか、少量からの輸送が可能で、スケジュールが安定するなどのメリットがある。
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