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中台間の小口貿易促進、中国側が積極姿勢


ニュース その他分野 作成日:2016年6月20日_記事番号:T00064789

中台間の小口貿易促進、中国側が積極姿勢

 国民党の胡志強副主席はこのほど、中台間での小口貿易を促進すべきだとの持論を展開。これに対し、中国商務省部の沈丹陽報道官は17日の記者会見で前向きな姿勢を表明した。18日付工商時報が伝えた。

 沈報道官は「台湾との小口貿易は両岸(中台)貿易を補う上で有益だ。長期的には両岸貿易の発展に重要な役割を果たす」と述べた上で、「積極的な措置を引き続き講じ、小口貿易の健全で安定した発展を促進し、両岸間の貿易交流をさらに緊密化させたい」と述べた。

 中国側は2007年以降、福建、浙江、広東の沿海部各省をモデル地域として、台湾との小口貿易拡大に向けた措置を取っており、福建省では07年から14年まで年平均23.4%のペースで台湾との小口貿易が伸びているという。

 これに先立ち、胡副主席は福建省アモイ市での「海峡論壇」に出席し、中国人民政治協商会議全国委員会(全国政協)の兪正声主席に中台間の小口貿易促進を提案していた。