ニュース その他分野 作成日:2016年6月20日_記事番号:T00064790
台湾綜合研究院(台綜院)は17日、2016年の域内総生産(GDP)成長率について、0.92%との予測値を示した。昨年12月時点の予測値からは1.14ポイントの下方修正だ。今年に入って1%以下の予測値を提示したシンクタンクは台綜院が初めて。18日付工商時報などが報じた。
台綜院は、上半期のGDP成長率については、輸出不振の影響からマイナス0.14%と予測している。呉再益同院院長は、今年初めは各業界ともに先進国経済が改善傾向にあるという実感があったが、世界貿易の停滞に歯止めがかからず、多くの悪影響が派生したと説明。下半期は比較対象の昨年の数値が低いこともあって成長率は伸びるとみられるが、通年では1%を割り込むと予想している。
台綜院はまた、他の経済指標の通年予測値について、▽実質民間消費成長率、1.35%▽実質民間投資成長率、0.97%▽公共部門による実質消費成長率、1.52%▽公共部門による実質投資成長率、4.02%▽政府系企業による投資成長率、1.65%──との数値を示した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722