ニュース 建設 作成日:2016年6月21日_記事番号:T00064808
大手デベロッパー、台湾土地開発(台開、TLDC)の邱復生董事長は20日、花蓮県洄瀾湾に大型の映画産業園区を開発し、「東洋のハリウッド」を形成するための投資誘致でカナダのキャメロン・トムソン・グループ(CTG)と協力すると表明した。同園区は22ヘクタールの用地に開発する計画だ。21日付工商時報が報じた。
邱董事長は映画・映像市場は世界で最も成長の速い産業で、その規模は既に出版、音楽、ゲーム産業を超えたと指摘。台湾は東アジアで中国、日本、韓国に次ぐ4番目の映画市場となっているほか、メディアや娯楽に対する消費規模でもアジア8位だと説明した。
同社はまず、映画関連業界から投資を呼び込み、約16億台湾元(約52億円)を投じて1ヘクタールの用地に8基のスタジオを備えた「華萊塢影視園区」を開発する計画だ。
なおCTGのロナルド・トムソン総裁は、花蓮には大型船による映画撮影設備の運搬が可能な花蓮港があるほか、山や海、病院、空港、学校などを備え映画の撮影に非常に適しているとの見方を示した。
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